さて、今まではトーナメントでの使用に耐えうるデッキを紹介してきたが、トーナメントで勝つデッキを作ることだけがカードゲームの楽しみではない。
つかってて楽しいデッキ、誰もが使ってない突拍子もないコンボデッキなどをフリー対戦、店舗大会、ガンスリンガーなどで回す楽しみもあるだろう。
そんなデッキが完成次第紹介する。これがクソレギである。
(ちなみに記念すべき1個目のクソデッキは用意してある。)
クソデッキの条件
このブログでは、クソデッキの条件は以下の3つを満たしていることとする。
条件1 - 目標が勝つことである
「え?そんなの当たり前じゃない?」と思うかもしれないが、この目標を持たずにデッキを作る人もいるので条件に入れる。レギオンズでいうと以下のようなデッキを実際に見てきた。
- イラストが好きなキャラを集めてみたデッキ
- hogehogeの種族サポートをたくさん入れた種族デッキ
- この動き面白いから入れてみたデッキ
このようなデッキは、好きなイラストや、好きなテーマで戦って楽しい。という人であればいいのだが、「勝つこと」が楽しさに直結している私のような人間には難しい。私がクソデッキを思いつくときは、
「○○で××の動きでこうやったら人が死ぬ勝てる」
というように必ずテーマの部分が勝ちに直結しているのだ。勿論妄想の8割はハズレであり大体はデッキの姿をした何かで終わってしまう。では実際にどんなアイデアがあったのか挙げてみる。
- アネット>アセロラで4/4先制攻撃出したらあいて処理できなくない?ハイデルも意味ないし、そこから押し切ればイージーウィンでしょ(ゴミ以下の何か)
- マサムネ強いし赤緑に無理やり入れてエルルーンから8点で走らせれば勝てるでしょ?(生ゴミ)
- すねこすり>シャオメイorココットで2コスト以下に人権なくなるしアリスも倒せる。きたぜ!すねこすり入り剣術アグロ(普通の剣術アグロのほうが強い)
- 毎ターンデスクラーケン出してれば、処理できなくなって後はイカで殴るだけで勝ち。
(簡単に処理されるしイカで殴る前に自分が死ぬ、さしずめ甲鱗のワーム) - 1エキドナ>スイッチアタック>シノセロンテからネクストエルルーンで17点、勝ち。
(久しぶりにデッキの形をした何かからの脱出)
とまあこんな感じデッキにすらならないことが多い。
といってもたまに当たりはあるもので、数少ない当たりが以下の2個である。
魔杖戦5月使用 - ザンディロンテリカバー
ヴェルザンディ>リノセロンテ>クイックリカバーで人が死ぬ
魔杖戦9月使用 - 躍動マルドゥク
次のターンにミモザをさせば人が死ぬ。
以上の2個が数少ない当たりといっても過言ではない。最初はテキトーにインスピレーションでデッキを組み上げ、
「このデッキには人を殺すポテンシャルがある」
そう感じ取れたら、そのデッキを勝てるようにブラッシュアップしていくのだ。
その結果、以上の2デッキはトーナメントでも戦えるデッキになった。
このように、勝つことを目標にしたデッキであることがデッキの条件であり、そもそもデッキでなければクソデッキにすら成りえない為、これがクソデッキの第1条件である。
ただし、面白いので勝ちを求めた結果「やっぱりデッキじゃありませんでした。」というものも紹介していこうと思う。
条件2 - 今まで魔杖戦やCSでベスト8に入っていない
クソデッキとして紹介しているのに結果を残していたらそれは私が紹介する必要もなく強いデッキであるし、他の人が組み上げているならわざわざここで書く必要もない。
ただし、クソデッキとして紹介した後、思いの他ポテンシャルが高く、紹介後に誰かしらの手によってベスト8に入ってくる可能性は考えられる。
条件3 - 勝ちにいたる過程がクソ
普通に動いて勝ってしまったらそれはクソデッキではなくデッキであり、今まで考えられないような切り口から勝つからクソデッキなのである。過程がクソかどうかは私の独断と偏見で決める。
次回
vol.2から具体的にクソデッキを紹介していく。Twitterを見ている人なら勘づいていると思うが、紹介予定のデッキは1個できているので、それの調整が終わり次第の公開になる。